あて

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日本語[編集]

語源1[編集]

あてる」 < 古典日本語あつ

名詞[編集]

あてて、(て)】

  1. 目当て目的
    • あてもなくぶらつく。
  2. 見込み見当
    • あてがはずれる
  3. 頼り
    • あてにならない
    • 町へ出たところで仕事のあてもない。
  4. 衣類などのに付けてそれを保護するもの。
  5. (方言, 主に関西) つまみ
発音[編集]

接尾辞[編集]

あて【当て、宛(て)】

  1. (割合を示す)~あたり
  2. 送り先届け先を示す。

動詞[編集]

あて

  1. あてる」の未然形。
  2. 「あてる」の連用形。

語源2[編集]

わて」 < 「わたい」 < 「わたし」 < 「わたくし

代名詞[編集]

あて

  1. (主に京阪地方の女性が用いる一人称)わたし

発音[編集]

類義語[編集]

  • うち(現代ではこちらがより一般的)

古典日本語[編集]

形容動詞[編集]

あて

  1. 身分たかい。高貴だ。
  2. 上品だ。優雅だ。
基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用の種類
あてなり あて -なら -なり -なり -なる -なれ -なれ ナリ活用
-に

派生語[編集]